動脈から血液を採って血液の成分を調べる

過換気になりますと、二酸化炭素が血液中から大幅に減少してしまい血液がアルカリ性になってしまいます。
これによって息苦しくなったりふらつきを起こすといった症状を呈するのですが、本当に血液がアルカリ性になっているかを調べるためには血液を実際に採取してその成分を調べるほかありません。
「血ガスを調べる」という言い方をしますが、二酸化炭素がどれくらい平常時よりも減っているのか、酸素はどれくらい上がったのかと言うことを調べます。
なおこれは発作時に調べる必要があるため、辛い検査とも言えますね。

過換気テストで本当の過換気なのか調べる

息が早くなっただけで本当に過換気なのかと言ったら必ずしもそうとは言えず、本当の過換気なのかを調べるためには「過換気テスト」と呼ばれる検査を行うことがあります。
強制的に過換気を引き起こさせる検査ですが、実際の症状と同じ状況を再現できることから治療方針を立てたり、今後の治療に役立てていくのです。

心電図検査を行うこともある

場合によっては心電図検査を行って、心臓の様子を確かめることもあります。
過換気の症状を呈しているだけで、実はもっと怖い病気が潜んでいるのではないかと言うことを確かめるために行います。
それほどケースが多いわけではありませんが、虚血性の心電図の波が得られることがあります。
もしもそのような結果が出た場合、過換気ではなく「心筋虚血」と呼ばれるもっと重篤な病気が潜んでいる可能性があるためすぐに治療が必要となるのです。

病院で行われる検査は、素人からすれば「やりすぎなんじゃ無いの」とか「お金儲けのためでは」と思いがちですが本当にただの過換気なのか、それとも違う病気なのかを調べるために行います。
多くの方がよりよい生活を送るためにも、病院では一つの原因だけを疑うのではなくあらゆる角度からどんな病気が潜んでいるのかを調べて治療に役立てていくのです。
検査は安心して受けてくださいね。